2020年の夏
イベントが相次いでなくなる2020年の夏。
京都の三大祭り、祇園祭がなくなり、夏の甲子園大会がなくなる。
どこか静かで、物足りないような感覚。
大きな鉾が京都の大通りをゆっくりと進んでいくあのざわめきは。
球場に沸き上がるあの歓声は。
ただ例年の夏と同じなのは、御池通りのセミの鳴き声が夏を盛り上げてくれていること。
家族写真の撮影にしても、京都新聞社さんで撮らせていただいていた高校野球の撮影にしても、暑い日差しを受けて撮影に臨むのは大変だ。
けれど、その暑さが夏の撮影の醍醐味でもある。
夏の撮影について
京都の夏は、とにかく暑い。
それゆえ、熱中症の危険もあるので、外での撮影は要注意だ。
出張撮影の時は、なるべく涼しい川沿いがおすすめ。
高野川や、哲学の道なんかが涼しいと思う。
時間帯も、できればお昼よりは朝方や少し太陽が傾いてきた頃くらいがいいかもしれない。
暑いけれど、フィルム写真に夏らしい光が写りこむのが好きだ。
春や秋の暖かくて柔らかい光ではなく、冬の凍てついた光のようなものでもない。
夏の少し蒸しっとした空気感や、ギラギラとした光が。
夏らしい、生命力あふれる光が入ってくる。
夏の思い出
2020年はなんとなく特別な年になりそう。
周りが少し深刻な状況ということもあって、なかなか外での写真撮影に踏み切れないひとも多いように思う。
けれど、2020年の夏は一度っきりの夏である。
一度っきりの夏なので、思い切ってフィルムカメラで写真を残してみませんか??
今年は家族で写真を撮り合うのもいいんじゃないかなと思う。
写ルンですや、手持ちのフィルムカメラで夏の思い出を残してみよう。
もちろん出張撮影のご依頼をしていただけるようでしたら、ローライフレックスで夏の思い出を撮りにまいります^^
白黒フィルムで残す
もし「 自分で撮影した白黒フィルム写真を手焼きプリントしてほしい 」というお声があるなら、郵送してもらった現像済みのフィルムをタムラボで手焼きプリントいたしますというサービスを今年はやってみようと思う。
いつまで続けようかは未定だが、このようなご時世なので、フィルムカメラで撮ったよい思い出が残せるようなら、それもまたいいのかなと思っている。
手焼きの白黒フィルム写真は、機械式のプリンターで印刷する写真とはまた一味違うのでおすすめだ。
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2020.7.31 田村寫眞館オーナー